ループメモリー

By | 2015年3月11日

繰り返す記憶-ループメモリー-

指をもて遊ぶように
同じ木箱積み始める
築く形知らないのに
明日は初めから

針は時を刻み続け
日々は明日示している
願うこの私の中
あるのは過去だけ

ずっとずっとずっとずっと眺める
ずっとずっとずっとずっと見つめる
きっときっときっときっといつかは
きっときっときっときっとそう…
そっとそっとそっとそっとつぶやき
そっとそっとそっとそっと書き記す 未来を

白い景色の中
ずっと歩き続け
光を探している

くるり廻る廻る廻る世界
めぐり巡る巡る巡る光
ながれ流る流る流る想い
やがて狂い狂い狂いなお
くるり廻る廻る廻る世界
めぐり巡る巡る巡る光
ながれ流る流る流る想い
記憶は点に帰り着く

また目覚めた朝は
また知らない世界
ただ決められたように
カレンダーを一つ破った
ひらり 落ちる 一粒の雨

指をもて遊ぶように
同じ木箱積み始める
伸ばす手に触れた欠片
ぼろぼろの手紙

何気ない日々の話
いつかあったはずの景色
探すほど霞む記憶
必死に紡いだ

ずっとずっとずっとずっと眺める
ずっとずっとずっとずっと見つめる
きっときっときっときっとあの時
きっときっときっときっとそう…
そっとそっとそっとそっと目を閉じ
そっとそっとそっとそっと手に取った 自分を

白い景色の中
確かな温もりを
この手に握りしめた

くるり廻る廻る廻る世界
めぐり巡る巡る巡る光
ながれ流る流る流る想い
やがて狂い狂い狂いなお
くるり廻る廻る廻る世界
めぐり巡る巡る巡る光
ながれ流る流る流る想い
記憶は点に帰り着く

また目覚めた朝は
まだ知らない世界
でもわずかな欠片
大事に抱きしめている
ひらり 落ちる 一粒の雨

変わらず繰り返す日々に
言葉は生まれる
綴られるページ 綻びを重ね
日の光の暖かさを
風の香りを 水のせせらぎを 想い出の温もりを

白い景色は溶け
色は形を生み
音は意味を与えた

くるり廻る廻る廻る世界
めぐり巡る巡る巡る光
ながれ流る流る流る想い
やがて止まり止まり止まり往く
くるり廻る廻る廻る世界
めぐり巡る巡る巡る光
ながれ流る流る流る想い
記憶は点を飛び越え

また目覚めた朝は
もう知らない世界
その手紙を握り
小さな部屋を開いた
ひらり 落ちる 一粒の夢

雄之助先生への歌詞提供2曲目。

先にネタバレすると「24時間で記憶を失ってしまう少女の物語」です。

少女は毎日同じ部屋で同じ日々を過ごします。
何故なら記憶を失ってしまうから。
昨日何をしたかを覚えていないから、同じことを繰り返し、
日々に変化はありません。
唯一の変化は、カレンダーの数字だけが一日ずつ進む事。

その繰り返す日々の中で手紙を見つけます。
綴られているのは過去の思い出。
それを見たとき少女の中で小さな変化が起こります。
それは日々逆流する記憶の中でも残り続けます。

やがてその変化は大きくなり、
毎日同じ内容を綴る日記にも変化が蓄積していきます。

最後は毎日起こる記憶の逆流を飛び越え、記憶を保ったままそのループを抜け出します。

 

歌詞はループを印象付ける為に繰り返しの言葉を多用しています。
また、サビは記憶の逆流を表現しています。
故に記憶の逆流の表現は最後まで変化しません。
でも1番、2番と進むにつれその他の日常の描写には変化が起こります。
そしてラスサビでは最後の一文「記憶は点を飛び越え」でループを抜け出した事を示します。

記憶の逆流の後、1番、2番は

「また目覚めた朝は また知らない世界」
「また目覚めた朝は まだ知らない世界」

知らない世界でありながら「また」、「まだ」と表現して、
変化はしていないことを示していますが、ラスサビでは

「また目覚めた朝は もう知らない世界」

「もう」と変化が起きています。
今まで「知っているはず」なのに記憶を失うことによって
忘れてしまった、知っていたはずの知らない世界」だったものが、
記憶を残したまま未来に進んだことで
ようやく「本当に知らない世界」が訪れたことが分かります。

「分かります」って分からねーよって話ですねw
書いた本人からしても非常に分かり辛い歌詞を書いたなぁと思ってます。

でも記憶を失うって本当に何も分からないもんだと思います。
訳が分からないまま訳の分からないことになるんで、
そんな複雑かつ幻想的かつ神秘的かつ怪奇的な印象を持てたなら
それがループメモリーかと思います。

 

 

あー無限ループってこえーなー


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